
ファザーリング・ジャパンの活動を始めた頃(2006~7年頃)、私は50代以上の中高年男性が苦手でした。
家の中では自分の子にほとんど関わらず、地域活動もやらず、男の育児などトンデモナイという古い価値観しか持ち合わせていない管理職世代。まさにFJの天敵、抵抗勢力でしかないと見ていたのです。
しかし、活動を続ける中で知り合った中高年男性の中には、孫育てを楽しみ、地域や学校にも関わり、定年後に自分の趣味でだけでなく社会貢献活動をする「いい顔してるじいさん」が結構いたのです。
「かっこいいな。ボクもあんなイクジイになりたいぞ」
そう思って、このイクジイプロジェクトを立ち上げることにしました。
「定年は社会的リタイアではない」
私はいま、何もすることなく家でくすぶっている中高年男性たちにそう言いたい(私の父親もそうだった)。
定年とは会社組織での就労・役割を終えただけ。時間ができた「就労後」には長年の仕事で培ったスキルを活かし、貴重な経験を社会に還元できる機会(チャンス)がいくらでもあるのです。
イクメンは確かに増えました。でもまだ育児やりたくても事情を抱えできないパパは多い。
そんな状況を補完して、おじいちゃんも一緒に笑顔で子育てに加わって欲しい。
そしてこの難しい時代に生きる子どもたちに希望を持たせ、彼らとそして私たちの未来を輝けるものにするために、イクメンとイクジイで協働して、次世代や地域社会を一緒に育てていきませんか?
FJのイクジイプロジェクトでは、そんな思いを持った(まだ気づいていない)中高年男性の皆さんをさまざまな事業で応援します。
各種研修セミナーでイクジイへの道を究め、また実際に社会事業(震災ボランティアなど)に携わって、その智恵と力を活かしてください。
そしてまだ青い私たちに「生きること」「育てること」の本質を教えてほしいのです。
私たち=パパもそのうちイクジイになります。そのときの指針となるような、憧れにできるかっこいいじいさんでいてほしいのです。
笑っているおじいちゃんが社会を変える。共にロックしましょう!

















